インサイド・ヘッド ディズニーピクサーが送る、３Dアニメーション。 11歳の少女ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。ライリーの誕生や成長と共に生まれた彼らは、彼女を守り幸せにするために日々奮闘する。 もちろんフィクションではあるけれど、人の頭のなかではどのようなことが起こっているのか。記憶とはどのようにして脳に記録され、人格を形成するのか。夢はどうして奇妙なのか。記憶はどのようにして消去されるのか、頭の中ではどのように想像力を働かせているのか、潜在意識とはなど、非常に見やすく。描かれているけれど、内容的には大人がみて楽しむ映画だと思った。想像のなかの友達が、ライリーを思い行う、自己犠牲的精神は泣ける。そうやって色々な事を捨てつつ大人になっていくんだろうなと。 「全ての感情をポジティブに変換しよーよ」というヨロコビのような人もいますけど、カナシミも含めて自分の感情なので、自分から溢れ出たり、制御できない場合を除き、向き合っていきたい。