ロッキー

「ロッキー」 主演 シルベスタ・スタローン 監督 ジョン・G・アヴィルドセン この映画はただのボクシングをしているたゴロツキがボクシングの世界チャンピオンの気まぐれ(世界ヘビー級タイトルマッチで世界チャンピオンであるアポロクリードの対戦相手が負傷。プロモーターが代役探しに奔走する中、アポロのアイディアで、誰にでも夢が観れるアメリカなのだから、無名ボクサーに挑戦権を与えよう。とイタリアの種馬と変わったニックネームで呼ばれていたロッキーに挑戦を与える。)から底辺である無名ボクサーが世界チャンピオンに挑むという映画である。 この映画の印象に残るシーンといれば、変わった練習方法(ぶら下がった冷凍の牛を殴る、生卵の一気飲み)や、美術館の前の階段を駆け上がるシーン。エイドリアンとの関係。最後の試合などといった、印象的なシーンがたくさんある。 実はロッキーの映画の脚本はシルベスタスタローン自身が執筆している。その頃は無名でろくな仕事がなかったスタローンは、何度も落ちるオーディッションの中で、「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」戦をみたシルベスタスタローンはこの試合に感化され。自分を主人公にした映画を作りたいと思い、3日で脚本を書いたという。その脚本を気に入ったプロダクションは7万5千ドルと当時にしては破格の値段をつけたものの、アルパチーノといった有名スターを起用することをあげて譲らなかったが、スタローンも脚本料に目がくらまず、自分が主人公であることを譲らなかった。長い交渉の末、脚本料は36万ドルまで高騰した脚本料は2万ドルに減額し、スタローンは俳優組合が決める最低金額で政策が開始された。 この話は当時底辺であった「ロッキー・バルボア=シルベスタ・スタローン」自身の話である。 チャンピオンに挑むのだが、スポンサーを名乗り出るポーリーや、自身の豊富な経験からマネージャーになることを希望するミッキー、そして1つの生きがいであるエイドリアンが、ロッキーに自分が決して孤独ではないことを気づかせた。今の自分は孤独ではない、支えてくれる人がいる。目標とすべきことや愛すべき人がいると知ったロッキーは、今まで経験したことない過酷なトレーニングを積んだロッキーは試合前日の夜、ロッキーは「絶対勝てない」と弱音を吐いた後に呟く。「もし最終15ラウンドまでリングの上に立っていられたら、自分がただのゴロツキではないことが証明できる」 この映画は負け犬が作った、負け犬の為の映画である。

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