明日の記憶

映画大好きユニットリーダーのYです。 今日紹介するのは「明日の記憶」です。 若年性アルツハイマーになったサラリーマンとそれを支える妻を中心に描かれている映画です。 認知症がテーマになった映画はいくつかあるのですが、認知症の方を支える周りの人達を描かれたものが多い中、認知症になった方の心情を中心に描かれた映画です。 周りから少し変な行動が増えたことを疑問に思われ、自分自身なにかがおかしいと思い始め、病院に受診ののち、若年性アルツハイマーであるとの告げられます。 自分が少しずつおかしくなってきていると実感する恐怖、不安。 社会的役割を失っていく失望感。 家族に対する申し訳なさ。 そんな中でも自我を持ち、感情を持ち、生き続ける主人公の心境はとても苦しく、辛いものだと思いました。 そんな中で、家族や周りの人々が出来ること、出来ないこと。心情や苦悩、報われなさを実感する中で、寄り添えることはないか真剣に考えてくださる人たちがいて私は主人公が幸せだと思いました。

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