時間が経つのは早いもので

管理者のOです。私の父は建築家で、設計の仕事をしています。先日、父との何気ない会話の中で、「建物は築いたその日から、老朽化の一途をたどっている。」と聞きました。確かに、言われてみれば、そうだなぁと。でも、それは人も同じなんだと思いました。テレビで話題になった子役が「もう中学生になっている」とか久しぶりに会う親戚が成長している姿をみて、大きくなったなぁと思うと同時に、それだけの時間が自分にも流れたのだと感じます。私が幼い頃から仲良くしている友だちは、関東に住んでいます。高校を出てからは、ずっと県外で親元を離れての生活。毎年、お盆とお正月には、家族で長崎に帰省して、その度に私も会うのですが、こんな話をしたことがあります。「年に2回は長崎に帰ったとして、あと親に何回会えるのかな。何歳まで孫の成長を見せてあげられるのかな。」と。もし、親の年齢が60歳だとすると、80歳まで生きたとして、40回と計算してしまうことがあるのだと。私たちは、人生のゴールに近い方々と生活をしています。始まりがあれば、必ず終わる時が来る。そんな尊さを感じながら、笑顔を絶やさずに過ごしていきたいと思います。 ACFD026D-6410-4BFF-8E6A-C9A16FC33F3A.jpeg 画像は、自分にとって、とても大切な場所から撮影した桜です。あと何回、この桜を見ることができるかわかりませんが、その瞬間をともに過ごすことのできる幸せを忘れずにいたいものです。

ブログ一覧へ