映画紹介「あん」

映画紹介「あん」
映画大好きスタッフのYです。
今回は樹木希林主演の映画「あん」を紹介したいと思います。
アルバイトを募集しているどら焼き屋で時給300円でもいいから働きたいと樹木希林がお店を尋ね、年齢が高いとはじめは断っていたのですが、樹木希林の持ってきたあんこが絶品で雇う事になり、作り方を教わっていくという話です。
序盤はゆっくりとした空気なのですが、ある事実により重たい話となっていきます。
映画では差別や社会的弱者に対する世間の冷たさが描かれていて、見ていてとてもつらい気持ちになりました。
そんな中で樹木希林の演じていた役柄が、人の役に立てる喜び、できることが少ない人の生きている意味を伝えていて、とても心に響きました。
映画では「私たちはこの世を見るために、聞く為に生まれてきた。だとすれば何かになれなくても私たちには生きる意味があるんじゃないでしょうか」というセリフがあり生きる意味について考えさせられました。 とても難しいですが、人に対し安易にレッテルを貼ったり、偏見を持ったりせずに相手の立場や気持ちを考えたり、一緒に考えたり行動できるような人間になりたいです。

この場をかりて、女優 樹木希林さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

下記の画像は、https://an-movie.com/より引用

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