スタッフのO です。先日、祐徳稲荷神社に初詣を兼ねて娘の厄払いに行って来ました。参拝者も多く、お祓いの受付を済ませると、1時間待ちで、お祓いにも50分かかるとの事。妻と孫2人のお守りを買おうかとしていたところ、奥様の乗った車椅子を押して参拝に来た70歳位のご主人が、本堂に行こうとしてスロープの方に向かわれていました。車椅子を押してスロープを上がろうとされていましたがなかなか上がることができない様子。それを見ていた私は、自然に体が動き、そばに駆け寄って、車椅子の前を引っ張り上げていました。車椅子に座っておられた奥様が、「すみません助かりました。」と深々と頭を下げられたことに対して、声かけもせずにビックリさせたかもしれないと一言お詫びをして、その場を立ち去り孫たちの所に戻ると、妻が「いいな〜私も優しくされたいなぁ〜」とニヤニヤしながら言って来ました。孫達からはニコニコしながら「優しいお爺ちゃんに帰りに何か買ってもらおうね〜」と言われました。みんなが笑顔になれたなら良いなぁと思いながらも、軽くなっていくサイフを寂しく感じた年明けのできごとでした。