回想法

「回想法」過去の懐かしい思い出を語り合ったり、誰かに話をすることで、脳が刺激され、精神状態を安定させる効果が期待できます。 認知機能が改善することも明らかになっています。 回想法を行う時には特別な知識は必要ありません。本人が子供の頃に遊んでいたおもちゃ、昔の写真、若い頃に流行していた映画やCDなど過去に思い出しやすくするための道具を用意し、必要に応じて問いかけをしながら、思い出話を聞ければいいのです。 回想することで、自分の人生の価値を再発見したり、当時の記憶がよみがえって脳が活性化します。認知症が治るほどの目覚ましい効果は期待できませんが、質問に対し、生き生きと話してくださる入居者様を見ると、楽しかった頃を思い出されることや、人に伝えることに対する喜びが湧いていることを表情などから感じることができます。

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