ゴミ箱作り 山鳩の里の入居者様は施設で見なくなったチラシを「もらっていい？」と話される入居者様がいます。職員が何に使うのかと尋ねると、「ゴミ箱を作るとよ」と話されたのです。入居者様はそう言って、チラシを折出し、あっという間にゴミ箱を作られました。それ以降、ゴミ箱を作るゴミ箱を作る事は日課になり、仲が良い入居者様と一緒にお話をしながら楽しんで、ゴミ箱を作られています。「いつも作ってくれてありがとうございます。」とお礼を言うと満面の笑みで「こがんことしかできんけんね。わざわざお礼ばいわんでよかとよ。」と言ってくださいます。グループホームは共同生活の場です。何もかもを職員が行うのではなく、それぞれが自分の役割を持ち、生きがいを持って生活することが大切です。何気ない幸せを感じながら毎日を過ごすことがQOL(生活の質）の向上に繋がると考えています。